株式会社プレラナ

Construction

現場監督が夜に書いている写真台帳と日報、総務が元請3社分打ち直している安全書類を、その日のうちに終わらせる

建設・住宅・リフォームでは、現場が終わってからの事務作業が残業の中心になっています。工事写真の仕分け、元請ごとに様式の違う安全書類、経験者1人に集中する数量拾い。プレラナのAI研修は、あらかじめ用意している30種類以上のカリキュラムから提供します。写真台帳、日報、見積項目、安全書類、図面の読み取りといった場面に対応するコースがあります。ご状況をうかがったうえで、御社に合ったコースを選定します。現場、営業、管理、役員で、それぞれ適したコースを選べます。演習では、当社が用意している業界別のサンプルデータを使います。自社の帳票を預かって仕組みを作る個別の対応は、研修とは別の契約となる導入支援・コンサルティングで承ります。

建設現場で、撮影した写真と図面を照らし合わせている様子

Issues

こんな状態ではありませんか

解決策の前に、まず現状を書きます。ひとつでも当てはまるなら、AIが効く余地があります。

  1. 01

    現場が終わってから、事務所で書類を作り始める

    18時に現場を引き上げ、事務所で写真の取り込みとファイル名の打ち直しを始めます。工種フォルダへの振り分けと台帳のコメント入力が終わるのは21時過ぎです。日報を書いて帰宅すると22時を回ります。時間外労働の上限規制が適用されている一方で、書類の量は減っていません。

  2. 02

    同じ作業員名簿を、元請3社分それぞれの様式に打ち直す

    元請ごとに安全書類の様式が違い、欄の名前も並び順も異なります。総務担当が同じ内容を3回入力し、資格や健診の日付を1件ずつ確認します。様式が改訂されると、また最初から入力し直しになります。提出後に記載漏れを指摘され、差し戻される回数も数えていません。

  3. 03

    数量拾いが、20年選手の1人にしか回らない

    図面を紙に出し、蛍光ペンで塗りながら電卓とExcelで拾う手順が、その人の頭の中にあります。手順書はなく、若手に渡そうとしても途中で止まります。その人が休むと見積の提出が遅れ、他の案件も後ろにずれます。本人も「教える時間がない」と言っています。

  4. 04

    現調メモから見積項目を起こすと、決まって何かが抜ける

    営業担当が手書きの野帳を見ながら、帰社後にExcelへ項目を打ち直します。養生、廃材処分、仮設電源が抜けたまま積算へ回り、差し戻されます。担当者によって項目数が2倍近く違い、追加請求や値引きの原因になっています。抜けに気づくのは、たいてい見積を出した後です。

  5. 05

    提案が、カタログと口頭の説明頼りになっている

    リフォームの商談で見せられるのは、他人の家の施工例写真とカタログの切り抜きです。お客様は自宅がどう変わるかを想像するしかなく、その場で決まりません。パースを外注すると時間と費用がかかり、商談が2回3回と延びます。契約後に「思っていた雰囲気と違う」と言われることもあります。

Use Cases

建設・住宅・リフォームでAIが効く5つの業務

それぞれ「人がやる場合」と「AIを使った場合」を対比し、実際の手順とサンプルデータまで公開しています。

01
難易度 現場・製造工事部・現場監督

現場写真の自動分類と工事報告書・日報作成

撮った写真をAIに読ませて工種の候補とコメント案を出し、日報は音声で吹き込んで自社様式に整えます。

Before / 人がやる場合
写真整理に40〜60分、日報の記入に20分、翌朝の事務集計に20分かかります(想定値です。導入前1週間の実測に置き換えてください)。
After / AIを使った場合
AIへの投入と出力確認に20〜30分(1日100枚を4回に分けて投入した場合)、日報の音声入力と手直しに5分かかります(自社での実測が必要です)。

手順とサンプルデータを見る

02
難易度 営業・見積リフォーム営業部・積算担当

現地調査メモ・写真からの見積項目リストアップ

手書きの調査野帳と現地写真をAIに読ませ、自社の見積項目マスタの語彙だけで項目候補と根拠を出させます。

Before / 人がやる場合
帰社後の転記と項目出しに60〜90分かかり、差し戻し対応に翌日30分を取られます(想定値です。導入前1週間の実測に置き換えてください)。
After / AIを使った場合
AI出力の確認と数量の記入に30分、差分チェックに10分かかります(自社での実測が必要です)。

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03
難易度 営業・見積リフォーム営業部・ショールーム

リフォーム完成イメージのAI生成による提案

現地写真をそのまま使い、変更したい部分だけを指示して完成イメージを3案作り、商談の場で方向を決めます。

Before / 人がやる場合
提案書の作成に2〜3時間かかり、パースを外注すると1〜2週間かかります(想定値です。導入前1週間の実測に置き換えてください)。
After / AIを使った場合
3案の生成と検品、提案書への差し込みに60〜90分かかります(作り直しを2〜3回見込んだ数字です。自社での実測が必要です)。

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04
難易度 総務・人事工事部・安全衛生管理・総務

安全書類・施工計画書の作成支援

作業員マスタを1つに統一し、元請ごとの様式との項目対応表をAIに作らせて差し込み、施工計画書は変更箇所だけを洗い出します。

Before / 人がやる場合
1現場あたり書類の準備に4〜8時間かかり、差し戻し対応に都度1〜2時間を取られます(想定値です。導入前1週間の実測に置き換えてください)。
After / AIを使った場合
差し込みと確認に1〜2時間、施工計画書の変更箇所への対応に1時間かかります(自社での実測が必要です)。

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05
難易度 現場・製造積算部・工務部

図面・仕様書からの数量拾い出し(積算)支援

図面と仕上表をAIに読ませて部屋別の仕上一覧と建具の突合表を作らせ、数量計算と最終確認は人が行います。

Before / 人がやる場合
中規模の内装工事1件で、拾い出しに2〜4日、検算に半日かかります(想定値です。直近の実案件で実測して置き換えてください)。
After / AIを使った場合
仕上一覧の作成に半日、検算と数量の確定に1〜2日かかります(自社での実測が必要です)。

手順とサンプルデータを見る

Process

導入の流れ

期間と成果物を先に示します。何が起きるか分からないまま進むことがないようにするためです。

  1. 01

    【研修】ご状況をうかがい、受講するコースを選ぶ

    1〜2週間
    くわしく見る
    ヒアリングは、コースを選定するための状況確認です。教材にするための帳票の提出はお願いしません。うかがうのは、受講する部署、人数、時間の取れる時間帯、いま時間を取られている作業です。そのうえで、用意しているコース一覧の中から、御社に合ったコースを選びます。写真台帳、日報、見積項目、安全書類、図面の読み取りに対応するコースがあります。現場、営業、積算、総務、役員で、それぞれ適したコースを選べます。
  2. 02

    【研修】選んだコースを受講する

    約3ヶ月(週1回・全12回/実訓練時間10時間以上)
    くわしく見る
    選定したコースを、そのカリキュラムのとおりに受講していただきます。各回は90分で、後半は演習にあてます。演習には、当社が用意している建設・住宅向けのサンプルデータを使います。自社の図面や作業員名簿を持ち込む必要はありません。サンプルに出てくる会社名、人名、物件名、工事名はすべて架空で、実在の企業および個人とは関係がありません。1回ごとに「次の1週間で試すこと」を1つだけ決めて終わります。人材開発支援助成金を使う場合、対象になるのはAI研修の費用のみです。AIツールの導入費用は対象外です。実訓練時間10時間以上のOFF-JTが要件で、同時双方向型のオンライン受講は集合研修と同じ扱いになります。
  3. 03

    【導入支援】業務の棚卸しと、導入前の実測

    2週間
    くわしく見る
    ここから先は、研修とは別の契約となる導入支援・コンサルティングの工程です。現場監督、営業、積算、総務の各担当に60分ずつお話を伺います。「先週いちばん時間を取られた作業」を実際の時間で聞き取ります。この段階では改善案を出さず、今やっている手順をそのまま書き起こします。そのうえで対象業務を5つから8つに絞り、導入前の所要時間を1週間実測していただきます。この数字が後の効果測定の基準になります。
  4. 04

    【導入支援】自社の帳票と判断基準を整え、1部署で試す

    4〜8週間
    くわしく見る
    この工程で、安全書類一式、日報様式、見積項目マスタ、仕上表といった実物をお預かりします。工種分類ツリー、見積項目の連動表、元請様式との項目対応表を作り、ベテランの頭の中にある判断を行として書き出します。表がそろったら、1現場または1部署だけで試します。過去の案件で検証すると、正解と比較できます。うまくいかない箇所は、表の不足か、プロンプトか、人の判断が必要な領域かを切り分けます。
  5. 05

    【導入支援】手順書を作って広げ、実測して比較する

    4週間、以降は2週間ごと
    くわしく見る
    作ったプロンプトと手順書を、社内の共有フォルダに置きます。作った本人ではない担当者に、手順書だけを見て実行してもらいます。詰まった箇所を書き足し、2〜3名が実行できる状態にします。そのうえで、導入前と同じ物差しで所要時間を再度実測します。時間だけでなく、要確認として残った件数、元請からの差し戻し回数、その作業ができる人数の3つを見ます。使われていない業務は、理由を特定して手順を作り直します。原因は多くの場合、AIの精度ではなく入力データの整備不足です。効果が確認できたら、他部署と他拠点へ同じ手順で広げます。

FAQ

よくあるご質問

図面や見積、顧客情報をAIに入力して、情報が漏れませんか。
入力内容を学習に使わない設定は、法人向けプランに限らず個人向けプランでも用意されている場合があり、API経由では既定で学習に使われないサービスもあります。まず自社が使っているサービスの契約形態と設定画面を確認するところから始めます。そのうえで、顧客名、住所、生年月日、被保険者番号などは入力前に伏せる社内ルールを決めます。発注者の図面は守秘義務の対象になるため、案件ごとに投入可否を会社として判断する必要があります。研修では、当社が用意しているサンプルデータで演習するため、自社の図面や顧客情報を持ち込む必要はありません。社内ルールの文書化や、案件ごとの投入可否を判断する手順づくりをご希望の場合は、研修とは別の契約となる導入支援で承ります。
現場にはPCがなく、スマートフォンしかありません。それでも使えますか。
写真の分類依頼と日報の音声入力は、スマートフォンだけで完結します。ただし山間部の土木工事や地下ピットでは通信が届かず、その場では処理できません。撮影と音声メモは現場、AIでの処理は事務所か電波の届く場所、という前提で手順を組みます。現場で処理しようとして待ち時間が発生すると、使われなくなります。
積算をAIに任せて数量を間違えたら、責任はどうなりますか。
見積の誤りの責任は、AIを使ったかどうかに関わらず、作成し提出した自社が負います。AIの利用が免責の理由になることはありません。そのうえで、AIの出力をそのまま見積として出す使い方はしません。事例5のとおり、AIは「どの図面のどこに何があるか」を抽出する道具として使い、面積や体積の計算と最終確認は人が行います。研修でも、AIに計算させない理由をサンプルデータの演習で確認したうえで進めます。
元請ごとに安全書類の様式が違いますが、対応できますか。
様式ごとに項目対応表を作れば、1つの作業員マスタから差し込めます。対応表には様式のバージョンと改訂日を記録し、様式が改訂されたら対応表から作り直します。研修では、当社が用意している建設向けのサンプル様式を使い、対応表を作る手順を演習します。実際に取引のある元請の様式で対応表を作り、差し込みまで組む作業は、研修とは別の契約となる導入支援で承ります。
60代のベテラン監督や職人でも使えますか。
最初は「音声で喋って日報にする」の1つだけに絞ります。キーボード入力を前提にしないことが、定着するかどうかの分かれ目です。全員が全機能を覚える必要はなく、部署ごとに使う機能を1つか2つに限定します。プレラナは業界別・部門別に30種類以上のカリキュラムを用意しており、部署ごとに、それぞれ適したコースを選べます。営業部門、現場部門、管理部門、役員で別のコースを並行して受講した実績があります。
研修費用に助成金は使えますか。
人材開発支援助成金など、要件を満たせば活用できる制度があります。対象になるのはAI研修の費用のみで、AIツールの導入費用は対象外です。実訓練時間10時間以上のOFF-JTであることが要件で、同時双方向型のオンライン受講は集合研修と同じ扱いになります。プレラナは教育訓練機関としてカリキュラムを用意しているため、事業外訓練として委託する形で受講いただけます。ただし要件と申請時期は年度によって変わるため、研修の着手前に確認が必要です。プレラナでは受給要件の確認、訓練計画の作成、必要書類の整理まで一緒に進めます。申請の可否が確定してから研修日程を組む進め方も可能です。

効果の数値について

このページに掲載している削減効果は、出典のあるものだけを引用しています。 それ以外は「要実測」と記載しています。効果は業務内容によって大きく変わるため、 当社の支援では導入前に実際の業務時間を計測してから目標を置きます。

Other Industries

建設・住宅・リフォームは掲載6業界のうち3番目です。

建設・住宅・リフォームのAI活用レポートをお送りします

このページの5事例をまとめた資料をご用意しています。社内で共有していただける形式です。具体的なご相談は60分のオンライン無料相談で承ります。